法人営業は準備が9割!準備の7ステップ

こんにちは。セールスパフォーマー営業部長の藤原です。
職業柄、営業会社に過去6年で1,000社訪問しています。
直接は行ってませんが部下の案件も含めると約4,000社です。

 

よく「法人営業のコツを教えてください!」
と言われるのですが「準備が9割」とお答えしています。

一般的には「商談で何を話すか?」に焦点を合わせがちですが、
それよりも「事前にどれだけ準備が出来ているか?」が大事です。

 

じゃあ、どんな準備をすればいいの??

 

と疑問が出たと思うので
「法人営業準備の7ステップ」をお話していきます。

 

①会社を調べる
先ず、会社のホームページを見て下記を頭の中に入れ、
面談事前メモを作成していきます。

・会社概要
・沿革、設立日、決算月
・事業内容
・企業理念

 

➁採用情報を調べる
次に「会社名 採用」で検索をして、
下記のような情報を全て調べます。

・求人内容、職種
・仕事内容
・今後の展望

 

➂商談相手の個人情報を調べる
会社情報を調べたら、個人の情報を調べます。
「個人名」で検索をすると、下記のような情報を入手できるので、
相手との共通項や趣味嗜好を深く調べていきます。

・生年月日、出身地、趣味
・ブログ記事
・インタビュー記事
・Facebook、Instagram、Twitter等のSNS発信情報
・交友関係

①~③で会社、個人の事を理解できました。
ここから提案準備に入ります。

 

④パーソナルな提案準備
相手の情報をもとに仮説を立て、
「あなたの為だけに用意してきました」という事が伝わるよう、
下記のような提案資料を作ります。
単なるコピペはNGです。

・会社ロゴを入れる
・名前を入れる
・顔写真を入れる
・理念をいれる
・課題をいれる
・記事で話していた言葉を引用する

 

➄上司とのロールプレイ
提案準備まで出来たら、必ず上司とロールプレイをやります。
上司は経験数が多いので、あらゆる商談パターンを知っています。
上司と一緒に下記のようなことを決めていきます。

・入り
・商談目的
・商談ゴール
・提案方法
・懸念点に対する切り返し
・提案価格
・クロージング

 

⑥自信をもって本番に臨む

①~➄を実施すれば自信が湧いてきます。
「ここまで準備をしたんだから大丈夫」
と思えるところまで準備し本番に臨みましょう。

 

⑦振り返り、フィードバック
本番を終えたら、自分で下記を振り返りましょう。
そして、上司からフィードバックをもらって、
次回の訪問準備に備えます。

・上手くいった点
・想定外だった点
・もう1回商談できるなら?改善点
・ネクストアクション

 

1つ1つの詳細は割愛しますが、
以上が法人営業準備の7ステップです。
1回1回の商談機会を大切にし、準備するといいですよ。

「準備の差」が「結果の差」になり、やがて「人生の差」になります。