営業マンの名刺活用法は渡し方よりタイトル

こんにちは。セールスパフォーマー営業部長の藤原です。
営業マンの名刺活用法で大事なのは渡し方よりタイトルです。
例えば、営業マンからあなたがこのような名刺を受け取ったらどう感じますか?

 

「営業 売野達男」

 

普通ですね。笑

 

おそらく、何も特別な感想を持つことはないでしょう。
しかし、こんなタイトルの名刺を受け取ったらどうでしょうか

 

「2017年度トップセールス 売野達男」

 

あなた 「ほほぅ、トップセールス?・・・」(笑顔)
売野君 「はい。おかげさまで昨年獲りました!」(照)

 

商談に入る前に、なんとなく良いムード創りができる。
そんな風景が思い浮かばないでしょうか。

 

同じ人物であっても「営業」の人と「2017年トップセールス」の人では、
お客様に与える印象がまったく違ってきます。
ぶっちゃけ、名刺の渡し方なんてどうでもいいです。

 

このように、営業マンに対するお客様の印象が変わるという面もあるのですが、
さらにもう一つ大事なのは渡した本人の行動や身のこなしも変わるという事です

 

名刺のタイトルはアイデンティティ

 

本人は「トップセールス」と名乗ったとたん、
トップセールスに相応しい人であろうとします

 

アイデンティティとは「私はこういう人間である」という自己イメージのようなものです。
人は無意識のうちに付けられた肩書きやタイトルに相応しい人物であろうとします。

 

代表取締役という肩書きなら社長らしく
マネージャーという肩書きマネージャーらしく
総務なら総務の人らしく無意識に演じています。

 

何でもいいのですが、名刺交換した時に良い感じのムードが生まれるような、
そんなタイトルをつけてみてはいかがしょうか?

 

コストは無料、効果は肌で感じるほどあります。
例えばこんなタイトル

 

・新人賞受賞
・営業 兼 顧客満足主任
・お客様第一の営業
・フットワーク軽快な営業担当
・二児のパパ
・5年で100社以上担当
・花嫁募集中

 

肩書きにする > 口で伝える

 

名刺の肩書きに「お客様第一の営業」と書くだけで、
無意識に「お客様第一の営業マン」を演じようとします。

 

最初は演技でも何でも良い演技も続けりゃホンマモンです。
私はこういう人間であるというという無意識の意識が働きます。

 

子供向けの名刺を作ってみる

 

また、名刺活用法の補足ですが、
住宅販売など、子供と接する営業マンは子供専用の『子供名刺』を作るとよいです。

 

具体的には子供にウケそうなアンパンマンやポケモンの着ぐるみをかぶった顔写真にして、
「こどもへや つくります!」など子供のメリットを書いてキチンとした名刺を作る。

 

それを子供に真面目に渡す。
たった、これだけで子供が喜び、営業マンの信用が上がり、
決裁者の親からも信頼される可能性があります。

 

人生を変えるには名刺のタイトルを変えるだけ

 

有名な言葉にこういうものがあります

 

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる

 

一番最初の「心を変える」がまずもって難しいのですが
名刺のタイトルを変えるのはとっても簡単です。
ですから、あの言葉の最初にもう一行追加しちゃいましょう

 

名刺が変われば心が変わる
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる

 

人生を変えるには名刺のタイトルを変えるだけ。
たかが名刺、されど名刺。

営業マンの武器である名刺を活用していきましょう。